読書をこよなく愛する小学四年生・加藤剣（通称ミミズクくん）。
過剰に本好きな祖父のスパルタ指導のもと、古今の名作文学と出会い、
文学の力を借りてちいさく大きな日々の悩みを乗り越えてゆく。 （本書より）
連載開始当初から毎回楽しみに読んでいる『本の虫 ミミズクくん』。つい先ごろ単行本の第一巻が発売となりまして、当店の本棚にさっそく加わりました！
一話完結のお話には、毎回テーマとなる古今の文学作品が取り上げられています。『星の王子さま』には本物の王子さま（！）が登場したり、『ムーミン谷の彗星』では後に大切な友人となるモーロンくんが、スナフキン的な存在感で読み手を惹きつけます。
子供も大人もそれぞれに色々あって複雑だけれど、いつも本に助けられたり、なぐさめられたりしながら、何とかふんばって頑張れるんだよなあって、本好きの人なら「うんうん！そうだよね！」と共感すること間違いなしの素敵なマンガなのです。
ホロリとしたりシミジミしたり背中を押してもらったり、是非とも読書のいざなう豊かな世界に触れてみて下さいませ。
*詳しい店舗情報・お休み・お店からのお願いなど。ご来店の際はこちらをご覧下さい。
